活動報告

在来作物研究会による現地調査、研究会、開催イベントなどについてご紹介します。

第3回いもくらべ(2015年2月14日)
焼津市の「繭のいえ助産院」にて第3回目の「いもくらべ」を行いました。今回のテーマはサツマイモ。それを蒸かしたものや切り干し芋に加工したものを食べ比べました。

並んだのは、①掛川に伝わる「にんじんいも」、②下田に伝わる「にんじんいも」、③隼人いも、④安納イモ、⑤兼六、⑥鳴門金時、⑦ベニハヤト、⑧べにはるか。世代を超えて生産者がタネを繋いできた在来作物(①、②)と代表的なサツマイモの品種が揃いました。
実際、同じ条件で食べ比べてみると、甘い味、クセのある味、サクサクしたもの、モチモチしたものなど味や食感の違いに驚かされます。また、蒸かしイモではイマイチな食味でも、切り干しにすると驚くほど食感が変わって味が凝縮しておいしくなるものがほとんどでした。

切り干し芋は遠州の空っ風が育む、静岡の特産品でもあり食文化。そのためサツマイモの種類だけでなく加工方法も含めて、大切に伝えられてきました。掛川の「にんじんいも」とその切り干しの生産者は90代の方です。この財産を後世にどのようにして継承していけるのかはこの研究会の大きなテーマです。

普段、なにげなく食べるだけではサツマイモの同士の違いや加工による変化、その伝統まで気づきくことはあまりないですが、こうして比べてみると思いのほかよく解ります。会場が助産院でもあり、妊婦さんや小さい子ども、夫婦など家族一緒に気軽に体感できるのも助産院を会場とした「いもくらべ」のいいところです。そこから今後の継承のヒントも得られるのではないでしょうか。

主催した研究会のメンバーも驚いたサツマイモの個性の違い。今度からサツマイモを見る眼が変わりそうです。

いもくらべ報告写真1

いもくらべ報告写真2

いもくらべ報告写真3

過去の研究会

第9回研究会 2013年12月18日(水)
・東部地区における現地調査の報告

第8回研究会 2013年11月27日(水)
・トヨタ財団贈呈式および山形在来作物研究会10周年記念シンポジウムへの参加報告
・掛川における現地調査の報告

第7回研究会 2013年10月25日(金)
・広域調査のための「手配書」と「調査書」について  ・今後の調査・活動計画について

第6回研究会 2013年8月27日(火)
・トヨタ財団助成について  ・今後の調査・活動計画について

第5回研究会 2013年7月3日(水)
・開催イベントについての打ち合わせ  ・活動紹介ポスター作成について

第4回研究会 2013年6月7日(金)
・井川白イモと水窪のイモの試食  ・開催イベントについての打ち合わせ
・研究会の活動紹介ポスター作成について

第3回研究会 2013年5月15日(水)
・井川調査報告と井川の現状について  ・開催イベントについての打ち合わせ
・研究会ホームページの開設について

第2回研究会 2013年4月4日(木)
・ガイドライン案の検討  ・開催イベントについての打ち合わせ

第1回研究会 2013年2月26日(火)
・静岡在来作物研究会立ち上げについて  ・活動方針の確認、今後の活動について

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